ほろ苦いオレンジ飴
飴がおいしい。
仕事中に間食をするのがとても好きだ
基本的にはコンビニとかで売っているお菓子で手が汚れないようなお菓子を買うようにしている
一応オフィスにはオフィスグリコもあるけれど正直ほとんど買っていない
やはり朝一のコンビニで買うものが多いかなと思う
コロナ禍でマスクをずっとしているのであまり喉が渇かなくなっているけれどやはりお菓子だけは食べたいなぁと思う。
多分世の中の人は結構間食の頻度が減っているんだろうなと思うけれど、むしろ私は人事の仕事をしてからかなり増えているなと言う実感がある。
こんなこと言うと嫌われるかもしれないけれど、かなり間食をする方だ。しかし(自称)美人なのでそんなに太ってはいない。食べ物とかにはそんなにはこだわっていない。
そもそもご飯とかをあまり食べないし、夜にご飯を食べると言う習慣があまりないのでそんなに太らないだろうと思っている。
そんな中で今めちゃくちゃ気にいっているのが不二家のポップキャンディーだ。
不二家のポップキャンディーと言ってもなかなかイメージができないかもしれないけれどあの棒付きの子供の時によくなめていたあの飴である。
何がいいのかと言われてもうまく言語化できないけれどとにかくこのポップキャンディーの棒付きの飴がとにもかくにも今は気にいっている。
味はグレープとかオレンジとかストロベリーがあるけれど何故かこのポップキャンディーのオレンジだけはあんまり好きになれない。
なんでだろうって思ってもうまく言えないけれど多分幼稚園の時とかにこの飴ちゃんをなめた時にオレンジ味の飴にすごく嫌な思い出があったんだろうなと思う。
なのでいつもオレンジ味だけ最後に残ってしまう。
最後に残ってしまうけれどオレンジ味を食べないのかと言われると、やっぱりもったいないので結局は食べてしまうのでまぁ意味がないと言えば意味は無いんだけれどオレンジの味だけはあまり好きじゃない。
そうこうしていると手元に残っていたポップキャンディーはほぼオレンジ味だけになってしまっていた。
まぁ別にそこまで憂鬱じゃないのでオレンジ味のポップキャンディー棒付きの飴を舐めながら仕事をしていると急に席の隣に来た正直あまり好きじゃない部長が、謎に若干テンション高くこのポップキャンディーに食いついてきてオレンジ味についてしきりに語りだした。
若干めんどくさくなってきたのでその部長に丁重にオレンジ味だけのキャンディーを渡していくと、満足そうに自分の席に帰っていったのでとりあえずやりすごせたなと言う思いがあり安心した。
それと同時に改めてもう一つオレンジ味に対して嫌な思い出ができたなと思って、心なしかなめていたオレンジがほろ苦く感じてしまった。
だけど多分私はこれからもオレンジ味を舐め続けるであろう。
でもオレンジ味に対してあまり良い印象は無いとは思う。
ごめんねオレンジ味
これからもよろしくねオレンジ味
そんなことを思いながら部長の禿げ上がった頭を見た木曜日の午後だった。